カラーストーン

知名度の比較的高い宝石から これから人気上昇気配の宝石

 ダイヤモンドのようにある程度の産出量があるものはプロモートしやすく 当然知名度も上がります。
しかし産出量の少なく産出の安定しないものはプロモートもしずらく、知る人ぞ知るということになり
そのなかでの需要や人気で価格も変動します。

いまお勧めの宝石をいくつかご紹介!    パート2はベリル系の宝石です。

タンザナイト   ↑

 まだ歴史の浅い宝石  ブルーの透明度が高い、東アフリカのタンザニアが現在の主な産地 
その地名にちなんでティファニー社がタンザナイトと命名 採掘は1960年代
サファイヤのブルーに比べ写真のように若干のパープルなどが入り多色性は魅力的
硬度は6〜7 最近はアメリカなどで需要が増えているが、サファイヤに比べればまだ需要が少なく 
写真の物も2.16ctで¥194,000

グリーンガーネット  ↑

 赤色系だけがガーネットではありません。ガーネットは鉱物グループの名前です 
通常ガーネットというと赤い色のアルマンダイト・ガーネットやパイロープ・ガーネットですが、
グリーンなガーネットだってオレンジ色だってあるんです。
 グリーン系ガーネットはディマントイド・ガーネットとツァボライトがありますが、
ディマントイド・ガーネットは鉱山が枯れていて 現在ほとんど見ない状態なので、ここでは割愛します。
もうひとつのグリーン ツァボライトは東アフリカのケニア1968年の発見 テリも良く
インクルージョン(内包物)も少なく エメラルドを凌ぐような美しさがあります。
写真は0.92ct¥120,000

オレンジサファイヤ  ↑

 サファイヤとルビーは同じコランダムという鉱物 赤い色のものをルビーと呼び それ以外の色の物はサファイヤといいます。
ちょうど虹の赤から青に そして緑に変わるように いろいろのカラーのサファイヤがあります。
 ルビー以外は、カラーサファイヤということになります。 
テリ・色の良さで探しますと ファンシーカラーサファイヤというにふさわしい物にめぐり合います。 
 また一部にパパラチアと呼ばれるものもありますが、これもサファイヤです。
蓮の花のようなピンク・オレンジカラーなのですが、これといった線が無くあいまいなところがあります。
鑑定機関によってはパパラチアという表記が無いところもあります。
ファンシーカラーサファイヤを選ぶポイントは、お好みの色合いと輝きの良さかと思います。0.89ct \103,000
パライバトルマリン   ↑

 すっかり幻の宝石になってしまいました。ブラジルのパライバ州がただひとつの産地 主に産出されたのは1989年の1年間
さらなる定期的な産出の期待をこめて掲載しました。
 多彩な色合いのあるトルマリンですが、いままでに見られなかった色合いです。
蛍光カラーの鮮やかなブルーまたはグリーン パライバ鉱山にちなみパライバトルマリンと呼ばれています。
写真は0.95ct



←アレキサンドライト
 光によってカラーチェンジします。
ロシアのアレクサンドル2世が12歳の誕生日に発見されたことから命名されました。
ロシア産は今産出が少なく、写真はブラジル産です。
白熱電球下では赤っぽいカラーを示しま


 太陽光線や蛍光灯下ではブルーグリーンに変化します。シチュエーションによりカラーの変化をお楽しみください。
モース硬度も8.5と宝石としての資質もそなえています


まだまだ掲載したい宝石は、たくさんあります。 随時掲載していく予定です。
カラーストーン 2



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